ごあいさつ

　東日本大震災以来、「絆」という言葉をよく耳にするようになりました。私も日々の診療の中で、患者さまをはじめさまざまな方々とのコミュニケーションを積み重ていく中、信頼が生まれ、それがやがて「絆」へと強まっていく…そうした喜びをたびたび感じております。
 
　患者さまとの関係では、ていねいな問診や治療の説明が信頼関係を生み、スムーズな治療につながります。
　またスタッフとの密なコミュニケーションもチームとしてのサポート力や診療の質を上げていきます。
　病院口腔外科や矯正専門歯科医院との連携は、より専門性の高い治療が必要になったときの的確な処置に不可欠です。
　近隣のクリニックや薬局との繋がりは、患者さまの体調、疾患情報を共有でき、安全な治療プランを決定する上で必須のものとなります。
　そして、保健センターや学校、老人介護福祉関連、児童福祉関連施設との関係も、患者さまのお口の健康をケアする上で、母子保健、学校歯科保健、障がい者保健、老人保健といった制度と密接に関わってきます。
　こうしたさまざまなコミュニケーションは患者さまを中心とした“繋がり”を育み、そこから生まれる「絆」は当院の診療の質を向上させていくものと確信しております。
 
　おかげさまで当医院は昭和53年の開院以来、お子さまから高齢者の方まで幅広い世代の方にご来院いただいてきました。このたび新たに在宅療養支援歯科診療所認定も受け、今後ますます地域の皆様との「絆」を大切にした診療をしていく決意です。すずき歯科は“街の歯医者さん”のスペシャリストを目指していきます。